11月の呼び名

11月になりました。
朝晩が冷えてきて、冬が近づいている気がします。
11月は霜月とも呼びますが、私は霜が降る月だから霜月だと思っていました。
調べてみたところ、それ以外にも由来がありました。
古来より秋の収穫を神様に感謝する祭りが執り行われてきたことから、「食物月(おしものづき)」と呼ばれていたものが訛ったという説や、前の月の「10」を一区切りの数とみなして
「上月」とし、それに対して「下月」と
なったという説等がありました。
他にも霜月以外の呼び名もあるそうで、「神楽月」や「子の月」、「神帰月」等とも呼ぶそうです。
「神帰月」というのは、前の月が「神無月」なので、出雲へお出かけされていた神様が、帰って来られるというのが由来だそうです。
また、「雪待月」や「雪見月」という呼び名もありました。
日本舞踊も雪の演目がいくつかあるので調べてみると、「雪」という演目がありました。
これは、もとは大阪の芸者であった尼が、俗世の頃につれなかった男なのに、まだ今になっても煩悩から解脱できない、と嘆いているが、やがて、 夜明けにようやく悟りの境地に達する、という内容の演目です。
この演目は、冬の夜を舞台にしているそうです。
雪の演目は他にも、「初雪」や「雪のだるま」等があります。
月の呼び名や由来を調べてみるのも、面白くて勉強になると思いました。
これだけたくさんの呼び名があったというのは、すごいと思いました。
昔の人は情緒豊かだったんだろうな、としみじみ思いました。
他の月を調べてみるのも楽しそうです。
これから寒くなっていくそうですが、寒さに負けずお稽古頑張ります。

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