小豆粥

我が家では、1月15日は小豆粥を食べます。
これは、小正月に小豆粥を食べて悪鬼を避け、疫病を払うという風習で、門戸を祀るのに豆の粥をつくったという、中国の風習に習ったものだそうです。
日本では、望の日(15日)の粥なので、望粥ともいうそうです。
粥占といって豊凶や天候を占ったり、粥を炊くときにかきまわす粥杖を、祝い棒といって成木責や嫁叩きに使ったそうです。祝い棒は、豊穣の力を持つとされ、これで叩くと子どもが生まれるとか、果樹がよく実るというまじないだそうです。
また、小豆の赤には神秘な力があり、疫病よけのまじないとなっていたとのことです。
粥杖を祝い棒といい、叩くのに使ったというのは初めて知りました。
祝い棒が豊穣の力を持ち、叩くことで子宝に恵まれたり果樹が実るというまじないがあるというのも、知らなかったです。
小豆粥は毎年食べていましたが、厄よけ程度の意味しか知らなかったので、今回調べて新しいことが知れて良かったです。
小正月でおめでたいので、日本舞踊の演目でおめでたいものを調べてみると、鶴亀や三番叟などがありました。
鶴亀は天下泰平、国家の長久を祈念し、祝福するというおめでたい内容です。
今年の舞初めで、家元が踊られた演目でもあります。
踊られていた中で、鶴と亀の振りがあったのが印象に残っています。
今回調べるまで演目内容は知らなかったのですが、鶴と亀ということでお正月にあった演目だなと思いました。
今年も小豆粥を食べて、元気に1年を過ごしたいです。
イベントが近づいてきているので、お稽古頑張っていきたいです。

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