温かさ (家元コラム)

今年の酷暑も一気に秋を通り過ぎ、寒さを感じられるようになりました。

あちこちから早や新年に向けての年賀状やおせちの広告が目に付くように‥ ちょっと焦っています。       今年もあと3ヶ月を切ったのですね‥

慌ただしい日々ではありますが、この秋から冬への季節 うーむ、ちょっと苦手です。              そんな体質?も、あってか ここしばらくこころがざわつくことが重なり、ふとフェイスブックに目をやると、 以前お世話になった京都府の方の投稿の文字が目に付き、脳裏から離れなかったことから‥            気が付けば、西日本豪雨の被災地 岡山県真備町に寄せていただくこととなりました。

被害から3ヶ月の節目の日。 実は私はもうすでに、すっかり落ち着かれているんだと地名すら忘れかけていたのです‥  その地に立たせていただいて、もう言葉もありませんでした‥ その場所はまだその日のまま‥      おとなしいこの川が氾濫し家々は二階まで一気に水が上がってきたのだそうです。

怖かった 恐ろしかったと思います。 家や持ち物だけでなく、今まで築かれてきた思い出の数々も全てが流されて‥ 考えられないことに心が苦しくなりました。                              それでも皆さんがお元気に前を向いて生活されていることに心を打たれました。

今の私には何が出来るかなぁ‥ 失礼にも心の置き場所を求めて寄せていただいたのですが‥ 無力さも感じました。 しかしみなさんには温かく迎え入れていただき、京都府も方からは何度も心配と感謝の言葉をいただき、   そして数名の門下からは、向こうに届けて欲しい と、気持ちをすぐにあらわしていただき‥           往復8時間運転をし、連れて行ってくれた友人含め 全ての方の温かい心に触れることが出来た機会となりました。

また、京都府から孤軍奮闘されているk氏。彼から現地での想いや本音を聞くことも出来ました。 なかなか出来ることではないと思います。簡単に かんばって なんて軽々しく言えずに帰ってきました。             素晴らしい方にも出会うことができました。

今回のことは、きっと何かの 縁 なのだと思っています。

 

帰宅後、声帯を痛めてしまった私にも、優しい言葉をかけていただいたみなさん‥

ご心配をおかけしました。

 

 

 

 

 

 

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