さくらを追いかけて (家元コラム)

今年の桜は早く、そして駆け足で街中は緑の世界となりました。

春乃流のホームページ上も さくら の文字が見かけられなくなって‥

今年もお陰様で、恒例の桜の時のイベントも無事につとめられることが出来ほっと一息というところでしたが。   ふり返ってみれば、予想以上の桜の開花が早かったことで、どぎまぎの日々を過ごしていました。

みんなの願いが通じて、寄せていただいた場所場所では 今年も桜が待ってくれていました。           この時期は例年雨に降られることもありましたが、今年は快晴のもと披露させていただける佳い日となりました。  きっと懸命にこの日に向かった気持ちに応えていただけたものと感謝の気持ちです。

そしてその稽古の合い間を縫って、あちこちへ お花見に。 毎年この時期の慌ただしさに負けてしまい断念していたのですが、駆けずり回り‥ 櫻に負けてしまったのか、ついには 花粉症デビュー。              負けてはいけないと、今年も長浜曳山祭へ 指導お手伝いに寄せていただきました。

長浜では、気温も低く まだまだ桜が満開でした。 待っていてくれたというより、私が追いかけていったのですね‥

子供たちの真剣な表情と元気いっぱいのパワーに触れ、どうか無事につとめられますようにと祈る想いでした。  稽古場では、涙もみせていましたが(今年も泣かしてしまった‥)祭本日には。堂々と懸命に演じている姿に感動の一日でした。

祭り女の私にとって、お祭り終わってしまった という恒例の虚無感、淋しさはなんとも辛いところではありますが、今年の春もぎゅーっと凝縮した素敵な時季となりました。

ご来場いただきました皆さま ありがとうございました!

 

長浜 曳山祭 壽山  本日です。

 

 

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