その9、手拭い
9つ目は手拭いです。
手拭いは柔らかい縮緬のものや、少し粗い手触りの木綿のもの等があります。
演じる演目によって使い分けられます。
また、手拭いの模様も演目に合ったものを選びます。
「京鹿子娘道成寺」や「汐汲」等の演目の一部分(一つのパート)で使われます。
私が初めて手拭いを持って踊ったのは「打水」という演目でした。
手拭いを長い状態で山を描くように振る、という振りがありましたが、先まで張った状態で振るのが難しかったのを覚えています。
少しずつ上手に扱えるようになっていったのが嬉しかったです。




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