夏のひととき。 (家元コラム) 

7月のお祭を名残惜しみつつ、夏本番(‥と言っても、この夏は既に酷暑が1ヶ月以上続いて すーーーっと夏夏夏本番ですが‥) 8月に入り恒例となりました鴨川納涼イベントを迎えました。

ふり返ってみれば、創流以来出演させていただいている催しのひとつで、この日を楽しみにと待っていただいてるお声もいただけるようになり、年月が経ってきたことを感じています。

参加当初は、失礼にも 私個人の意見としましては (ちょっと日本舞踊の出演舞台としては、どうかなぁ‥?)と、違和感を感じつつも、門下の「川風が気持ちいい!他の舞台には感じられない雰囲気が好き!」という感想に背中を押されて‥ な感じで進んできたのですが、この催しは昭和44年(私は辛うじて生まれています‥)から続いている伝統のイベントのひとつで、全国の県人会さんの屋台や各県の伝統芸能もステージで愉しむことができる大規模なお祭へと拡大しています。 海外からの方を含め鴨川右岸を歩くこともままならないほどの大勢の来場者の方々‥ 年々増えてきていると実感しています。

一番暑い時期!として、今年は特に出演門下の体調も心配をして参りましたが、一同懸命に稽古に励み、無事につとめさせていただくことが出来たと喜んでおります。

最後になりましたが、催しに携わっていただきました関係者の方々、そして何より暑い熱い京都の夏のイベントに駆け付けていただいた皆様方に感謝を申し上げます。

当日は、日中の暑さに少し不安も感じておりましたが、夕刻からは涼やかな風に佳いひとときを過ごさせていただきました。今までで一番良い天候に恵まれたと喜んでいます!

そして春乃流は今後 夏、秋には初めて出演させていただく舞台も控えております。

より多くの方々に日本舞踊の魅力をお伝え出来ますよう、さらに 一同 精進を続けて参りますので、応援の程   よろしくお願い申し上げます。

日本舞踊、好きになっていただける方がドンドン増えますように。

春乃流、愛して下さる方がどんどん増えますように。

 

 帰り道、ふり返ってみれば素敵な七夕飾りも。

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