京の夏 2018 (家元コラム)

暑中お見舞い申し上げます。

今年の夏は、地震、豪雨そして連日の酷暑、猛暑と試練が続いていますが、みなさまお元気に過ごされていますでしょうか?

思い返せば 7月1日の ゆかた会 は、まだ暑さもマシで梅雨の晴れ間の佳い一日となりました。         お陰をもちまして、開演時よりたくさんの方々にご来場いただき、常に会場は超満員の熱気に包まれ 門下それぞれは懸命に舞台をつとめることが出来たと、このブログ投稿を読み返し夏の日を過ごしています‥  と、言いたいところですが、例年通り この7月は中身の濃い一ヶ月です。

この酷暑に少し負け?気味ではありましたが、今年も 祇園祭 私だけの楽しみ方をさせていただきました!    みなさんより早い内に全ての山鉾を拝見にあがり、だいぶ心も落ち着き あとは近くでお祭の風情を愉しむ。    遅ればせながら、お祭の食、ハモもよばれることができました。

そして後祭では、すべての御身体巡りをさせていただき、お知り合いの 大船鉾へ。               鉾上からは、涼やかな風と目前で愉しませていただいたお囃子が今年も印象的でした。              そして今年もまた 祇園祭前理事長のお宅へ寄らせていただく機会を得て、京町家の二階からは、         目の前で北観音山のお囃子や宵山の雰囲気を味合わせていただき、ありがたい日を過ごさせていただきました。   いろんな所で、幼い頃のことを思い出す 懐かしい想いに浸ることができ、充実のお祭でした。

続いて 還幸祭。 3基の御神輿さんが、八坂さんへお還りになります。                      例年 寂しい想いで寄せていただきますが、今年も手を合わせることができました。               子供の頃から、祖母に 「御神輿さん、通らはる時は、ちゃんと手ぇ合わさなあかんえ~」といわれた言葉が    今でも思い起こされます‥  でも御神輿さん、見たいしーーー 失礼して‥

  感動的でした。 そしてこれからもよろしくお願い申し上げます、

 

まだまだ31日まで続くお祭ですが。 この熱気に負けじと、春乃流は 夏秋の催しの稽古に励みます!

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