未知の世界

私がはじめて日本舞踊に触れたのは、今年の冬です。伝統文化の授業ために歌舞伎を見たことがきっかけでした。今まで全く興味が無く、授業のために仕方なく見た歌舞伎なのですが、とても美しく、気高いものでした。たぐいまれない努力がなければこなすことが出来ないような舞。ダイナミックで、そして優雅で。一つ一つが絵のように洗練されている動き。叶うことならば私もこのように踊りたい。そう思い、日本舞踊のお教室を探し始めました。

着物の着方もわからない、襟芯の入れ方もわからない、半帯の意味がわからない。なにもわからない私にとって、ただ一つだけわかっていたことが、『気合いがあればなんとかなる』こと。そして、授業のレポートを書き上げた数時間後、深夜の3時を回った頃に春乃流のお教室のホームページを見つけました。
何とも言えない運命を感じた私はそのままの勢いでお問い合わせメールを送信。見学の申し込みをしました。
言葉使いが間違ってないか、敬語が正しいか。そんなことを考える余裕もなくメールを送ったので、その時のメールを見返す勇気も起きません…。

そして、縁あって三月から入門させていただくことになりました。日本舞踊は、今まで習ってきたダンスとは全く違った空気の中で全く違う筋肉を使うため、お稽古前は緊張で足が震え、お稽古後は筋肉痛で足が震えます。
振り付けも難しく、舞扇子の扱い一つ取っても一朝一夕では身に付きません。
ですが、家元に着付けをはじめ、舞扇子の使い方、立ち方、歩き方を教えていただき、着物を着て踊ることの楽しさに目覚めました。

しかし、まだまだわからないことが山積みです。着物の知識も日本舞踊の知識もまだまだなので、これから一生懸命精進して参ります
よろしくお願いいたします!

M.T

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