三番叟の鈴

お茶のお稽古をしていると、特にこの時期いくつかの
お茶室を訪ねる機会があります。
初春を寿ぐ設いに心あらたまる思いがし、柳やまゆ玉の曲線には心なごみます。
なかでも最も心あらたまるお茶室に出会いました。
上段の中央には金銀の水引で飾られた炭。その脇に三番叟で用いる鈴。
能舞台では度々その曲を観賞したことがありますが、お稽古場でもただ一度だけ拝見しました。最上級のおめでたいお席でした。
おめでたい席で三番叟を踊る自分、、、、ちらり夢を見てしまいました。お稽古を50年間重ねて自分自身の白寿ででしょうか。夢のまた夢、、、、。
春乃香純

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