京ことば

「京言葉って素敵ですねぇ、癒されます‥‥」よくお声をかけて頂くことがあります。

恥かしながら、きちんとした「京言葉」を使えてないですし、使うことも少なくなってきました。
そういえば、祖父母がよく使っていた言葉やなぁ~と懐かしく思い出したりしています。

平安京の頃から1200年以上かけて磨かれてきたことば‥‥
背景には歴史や文化があり、相手への気遣い 思いやりが最優先で長けたコミュニケーション術があります。
ひとことで京言葉と言っても、御所言葉、町方言葉、花街言葉など地域によって使うことばも色々変わります。
京都といえば‥‥ 〇〇どす~ ってみんなが使ってるように思われていたり‥‥ これは花街言葉ですね。
私が幼い頃は周りの方々はよく使われていたと思いますが、時代と共にことばもどんどん変わっていますね。

春乃流の踊りのイメージも 「はんなり」 (私の好きなことばのひとつ)は上品で明るい、落ち着いた華やかさという意味で
京都の春の桜をあらわすことばの一つです。
もう一つ 「こうとな」 はこの対照の言葉で品よく地味な、という表現です。

なんとも素敵な奥ゆかしさが感じられる言葉の数々、
日本のこころ、京のこころのひとつ 大切に伝えていけたらと思います。

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