季節と季節の間の隙間

こんにちは。

6月以来のブログ執筆となります。ご無沙汰しておりました・・・!

 

京都市立芸術大学にて彫刻を専攻しております私ですが、

この半年間は、ミュージカルの演出にヒイヒイと音を上げる日々でした。

(これから少しずつ、ブログを書けていなかった期間のできごとも書かせて頂ければと思います。)

 

 

拙い所感ですが、 

舞台は、ひとつの季節のようなもの、という感じがします。

 

嵐のようにその時間を染め上げて、

いつのまにか、過ぎ去っていく。

たくさんの小さなエネルギーによって作られていた大きなもの、

だけど、終わってしまえば、跡形も残らない。

 

蝉、あんなにが鳴いていたのに、一匹もいない。

葉っぱの色も、いつのまにやら、どこに行ってしまうのか・・・

季節の色。かたち。質感。

やっぱり後には残らないし、

無理に残そうと思うと変質してしまうように思います。

だけど、彼らは確実に、次の季節に、息吹をつなげている。

確かに、生きていた。

そしてわたしたちは、彼らに生かされている。

そう思うとなんだかやさしく、尊い気持ちになります・・・。

 

息つく暇もなかった季節から、隙間にすべり落ちて、

ひさしぶりにゆったりと息を吸い込んでいます。

次の季節のうれしさに、鼻孔がきゅんとなります。

胸がいっぱいになって、

なんだか背筋がのびる日々です。

丁寧に季節をすごしたいと、思います。

T・T

“季節と季節の間の隙間” への2件のフィードバック

  1. 上田富雄 より:

    こんばんは^^

    忙しい我が身であろうが
    時間を刻む、季節の移り変わりは今も歩み続いて・・・
    歩まれた道のり、心の移を言葉に乗せて書いてください
    楽しみにしてます。

  2. T・T より:

    コメントありがとうございます。
    まだまだ、たどたどしい歩みですが、一歩一歩、刻んでまいります。

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