伝えることの難しさ…

先日、京都府プロジェクトの学習授業に参加させていただきました。

「家元コラム」や「Facebook」でもすでに紹介されていますが、

初日はほんとにどうなることか???と思ったのが正直な気持ちです。

ほとんどの方が浴衣を自分で着るのが初めてですので、着方を説明するのが一苦労でした。

ついつい、上前、下前とかの言葉を口に出しても生徒には「なんのこと?」通じません!

遠い昔に自分が着付け教室で習った言葉なんか吹っ飛んでしまいました。。。

「右手の…」とか「左手に…」の言葉を連発して、やっとです。

(この日、久しぶりにたくさん声を出して喋りました!)

自分は分かっている事を初めての人にわかりやすく説明することの難しさを痛感しました。

 

それでもさすが若い方たちは覚えが早いです。

三日目となると、ほとんどの生徒が自分ひとりで帯まで結んでいます。(早い!)

曲の振りを覚えるのも早く、最終日には余裕で曲の最後まで進み

改めて、若いって素晴らしい!と感心しきりです。

 

二日目に先生が撮ってくださった、全員で揃って踊る動画を見たときは鳥肌が立ちました!

慣れないながらも扇を持って一生懸命に踊る生徒さんたちの姿、素晴らしかったです。

皆さんがこの学習に真剣に取り組んでくれたおかげで無事に終えることができました。

ありがとうございました。

今回、このプロジェクトに参加させていただき普段は感じることが出来ない気持ちに

なったり、まだまだ自分に足りない部分を再確認したりと本当にいい経験をしました。

 

最後に、私の個人的な感想として…

お稽古以外でお家元と一緒に踊る事によるハンパない緊張感!!!!

変な汗が出まくりで、確実に老けました(笑)

 

なかがわ

 

 

“伝えることの難しさ…” への2件のフィードバック

  1. 上田富雄 より:

    こんばんは~

    教え上手・難しいね
    教わる側が、上手に学べるよう手助をすることで
    相手側になって相手に合わして・・・
    いい機会で自分を見つめ直せたのでは…お疲れさん

  2. なかがわ より:

    上田さま

    いつもコメントありがとうございます!
    常に相手の事を考えながら…
    気をつけているつもりでも実際は出来ていないんですよね。
    勉強になることがたくさんです。
    まだまだ精進していきます。

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