ゆかた会を終えて

2日前まで梅雨空が続いていたけれど、前日には雨がやみ、当日は曇り空に薄日が差す、まずまずの天候となりました。
私は、2年前に初めてゆかた会に参加させていただき、今回が2度目でした。
初めての前回に比べ、様子が分かっている分少し気は楽でした。
ただ、今年は、初めて進行役を仰せつかったので、会がスムーズに進行できるよう、緊張しながら、
アナウンスやテープの操作をしていました。
自分の出番の時は、もう一人の方にバトン タッチをし、2人で担当しました。

ところで、踊りのほうは、出演が13番目で「柳」という曲でした。
長唄で昔の貴族の舟遊びをイメージするような曲です。
後半に蝶の舞があり、手足を優雅に連動させ、蝶らしく踊るのが難しかったです。
後で、お家元から「大きく手を振った方が良かった」と指摘していただきました。
これから、引き続き練習をし、少しでもより良い表現ができるよう努力したいと思います。

2曲目は、31番目「虫の音」でした。
端唄なので短い曲ですが、庭先に出てみた秋の風情をうたった曲です。
踊っていても自然とことばがイメージでき好きな曲でした。
ところが、出番前、お家元からかけていただいたことばが頭に残り、初めの部分で曲に合わせた動きが
エアポケットに入ったみたいに消えてしまい、内心慌てました。
そのため、動きが中途半端になったところがありました。
このような体験は、初めてなので、出番前にどんなことがあっても、本番できちんと踊れるよう稽古して
おくことの大切さを痛感しました。貴重な経験になりました。

C・T

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